山田 真世

心理学分野

幼児心理学

専門領域

発達心理学、認知発達心理学


研究テーマ


研究の詳細

洞窟壁画をご存じですか?フランスにあるアルデッシュ ショーヴェ・ポンダルク洞窟壁画は3万6000年以上前に描かれたもので、洞窟の中には300点を超える動物の絵が描かれています。私は洞窟壁画を見た時に、「どうしてヒトは絵を描くのだろう」と大きな問いを持ちました。この問いに、「ヒトはどのような過程を経て絵を描くようになるのだろう」という発達的な視点から迫ろうと実験調査や観察を行ってきました。最近では、保育における描画をはじめとする表現活動を研究していく中で、「ヒトはどのような環境で、どのような関係性の中で絵を描くのか」、「表現とは何か」を考えています。これらの問いを研究することは、ヒトが出生以後、いかにして文化の中に参入し、表現をしていく存在となっていくのかを明らかにし、保育の文化的意義を見出することにつながるのではと考えています。


主な研究業績

researchmapよりご覧いただけます。


指導可能なテーマ

私の主たる関心は描画をはじめとした表象発達ですが、幼児を中心とした発達心理学に関する内容や、保育に関する内容が指導可能なテーマです(researchmapもご参照ください)。子どもの不思議な・おもしろい姿から一緒に研究テーマを深めていけたらと思います。


これまでに指導した修士論文題目

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